以心伝心など、ない。
母娘問題あるある、として、
母サイドが「こんなによくしてきたのに!」
ということがある。
「私はこんなにあなたを愛してきたのに!」
と。
でも思う。
伝わらなくてはないのも同然。
本当はありました、なんて信じられるわけがない。
そして、信じてはいけない。
子供が実際に辛いと思っていて、
愛されてないと感じていたとすれば、
それは伝え方が悪かったし、
本当に伝えようとしたのか?
その努力をしたのか?
私の子供なんだから、わかってくれて当然、なんて余裕で思っていなかったのか?
と問いたい。
「親子なんだからわかって当然」
と育てられた人は、大人になって以心伝心を信じているように思う。
言わなくても伝わる、と本気で思っているのは、
そう言われ続けてきたからだと思う。
信頼関係があれば、多少そういうものもあろうかと思うけれど、
母娘で悩んでいる人の間に信頼関係があることはまれである。
だからこそ、自分が大人になったとき、ぜひ伝えたい。
わかりやすく、ちゃんと言葉で、子供に「大好きだよ」と。
「あなたのこと、大好きだからね!」
と。
「言わなくてもわかるでしょ。」は怠慢でしかない。
まずは、最初は言葉にすることから。
言葉なんてお金かからないのだから、言えばいい。
言って伝えればいい。
言ってほしかった「大好きよ。」を
自分の子供に言おう。